- 今からでも遅くない?
大人の歯並び・噛み合わせの矯正歯科治療 - 矯正歯科治療をおすすめする
歯並び・噛み合わせの症状 - 失敗しない大人の矯正歯科の選び方
- 大人の矯正歯科治療のメリット
- 大人の矯正歯科治療のデメリット
- 当院の大人の矯正歯科治療の種類
- 当院の大人の矯正歯科治療の費用
- 歯の矯正治療で耐えられない・
死にそうなほど痛い時はどうすればいい?
今からでも遅くない?
大人の歯並び・噛み合わせの
矯正歯科治療
実は矯正治療には、年齢の上限というものがありません。
重要となるのは、顎の骨の状態です。顎の骨の状態がある程度良ければ、基本的に何歳になっても矯正治療が可能です。ただ、若く顎の骨がやわらいうちの方が、歯が動きやすいのも事実です。
歯並びを改善することで、見た目が良くなるだけでなく、虫歯・歯周病リスクが低減します。これはつまり、歯の寿命を延ばすことも期待できるということです。
「もう〇歳だから」あるいは「まだ〇歳だから」と考えるのではなく、歯並びが気になったタイミングで、当院の無料相談をご利用ください。
矯正歯科治療をおすすめする
歯並び・噛み合わせの症状
出っ歯(上顎前突)
上の前歯が、下の前歯よりも大きく前方に位置している状態です。先天的に骨格の問題、口呼吸などの悪癖などを原因として発生します。
受け口(反対咬合)
上の前歯よりも下の前歯が前方に位置している状態です。骨格に問題があるケースが多く、大人になってからも見た目の問題、発音のしづらさなどでお悩みの方が少なくありません。
乱杭歯・八重歯(叢生)
歯列がきれいに並んでおらず、歯が前後にはみ出したり、重なったりしています。いわゆる八重歯も乱杭歯に含まれます。スペースの不足を主な原因としているため、大人の場合は抜歯が必要になるケースが多くなります。
上下の前歯が噛み合わない(開咬)
上下の奥歯を自然に噛み合わせた時、前歯の上の歯と下の歯のあいだに隙間ができる歯並びです。前歯が正しく噛み合わず、食べ物を噛み切る機能に支障が出ます。
すきっ歯(空隙歯列)
歯と歯のあいだの隙間が広い状態です。隙間があると食べかすが挟まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。歯の1本1本が小さかったり、歯が少ないことで起こる歯並びの乱れです。
深い噛み合わせ(過蓋咬合)
上の歯列が、下の歯列に大きくかぶさっています。重症例では、上の歯に隠れて下の歯がほとんど見えません。骨格的な問題、噛み締めの癖などを原因とします。
口ゴボ
口ゴボとは、外から見た時の口元が突き出て見える状態です。
背景には、出っ歯、上下の顎の突出などがあります。これらの歯並びの乱れを改善することで、口ゴボの改善が期待できます。
エラの張り
いわゆる顎のエラ部分が張っている状態です。
過蓋咬合、あるいは歯ぎしり・食いしばりなどを原因として、筋肉が過剰に発達することが主な原因です。過蓋咬合が原因の場合には、矯正治療によって歯並び、そしてエラの張りの改善が期待できます。
失敗しない
大人の矯正歯科の選び方
矯正を専門とする
歯科医師がいる
矯正歯科に対応している歯科医院はたくさんありますが、1件1件の治療に長い期間を要する治療であるため、経験豊富な歯科医師はそれほど多くありません。
矯正を専門とする歯科医師であれば、経験と知識に基づいた、確実な矯正治療が受けられる可能性も高くなります。
話に耳を傾けてくれる
患者様のお悩みは十人十色です。また矯正治療は、治療の選択肢が特に多い領域です。
自分に合った治療を選択するためには、歯科医師やスタッフがしっかりとお悩み・ご希望を聞いてくれることが欠かせません。
料金体系の詳しい説明
矯正治療は原則自費であり、料金体系も歯科医院によって異なります。決して安くない金額を支払う治療ですので、トラブル防止のためにも正確な料金提示は必須です。当院では、総額費用を分かりやすくご案内いたします。
治療計画が明確
どんな装置を使い、治療期間はどれくらいになるのか、どのような歯並びになる予定なのかといったことを詳しく説明してくれる歯科医院を選びましょう。治療計画に納得してから、すすめることで思わぬトラブルを防ぐことができます。
複数の装置に対応している
マルチブラケットやマウスピース型矯正装置、部分矯正など、選択肢が豊富であるに越したことはありません。
マルチブラケットのみ、マウスピース型矯正装置のみ取り扱う歯科医院もありますが、特にまだ装置を決め切れていない方は、複数の装置に対応している歯科医院を選ぶことをおすすめします。
充実した設備がある
セファロレントゲンやCTなど、正確な矯正治療のために必要な設備が整っていることも大切です。
HPなどで、設備について調べてみましょう。
矯正治療を行う
曜日の限定がない
歯科医院によっては、「〇曜日に外部から矯正の先生を招く」という形で矯正治療を行っていることがあります。患者様のご都合、また他の患者様の予約状況によっては、予約が取れない・なかなか治療が進まないということも起こり得ます。
当院では、曜日に限らず矯正歯科医が在籍しておりますので、ご安心ください。
歯科衛生士など歯科医師以外の
スタッフも丁寧
虫歯や歯周病の検査、クリーニングなど、歯科衛生士と接する機会も多くなります。歯科医師だけでなく、歯科衛生士などのスタッフが丁寧であると、より安心して通えます。
通いやすい
治療期間中は月に1回、その後も定期的にメインテナンスに通うことを想定し、アクセスのしやすさもチェックしておきましょう。
大人の矯正歯科治療のメリット
成人矯正における代表的なメリットについてご紹介します。
きれいな歯並びで、
自信が出る・積極的になれる
歯並びが良くない人は、歯を見られることに抵抗があったり、口元を手で隠してしまったりといったことがあります。
鏡で見たくなるきれいな歯並びは、会話・笑顔に自信を、仕事・プライベートに積極性をもたらしてくれます。
虫歯・歯周病のリスクが
下がり、歯の寿命が長くなる
きれいな歯並びは、歯磨きのしやすさをもたらします。食べかすも詰まりにくくなるため、虫歯・歯周病のリスクが低減します。するともちろん、歯の寿命の伸延も期待できます。
また、矯正治療を受けた人は総じてお口の健康意識が高まります。
治療が計画通りに進みやすい
大人は子どもと違い、これから顎が大きくなったり、歯が生え替わったりすることはありません。
そのため、顎の発達や生え替わりの影響を排除して治療計画が立てられ、最初の想定に近い歯の動き方が期待できます。また、治療に要する期間も予想しやすくなります。
大人の矯正歯科治療のデメリット
一方で、成人矯正にもデメリットがあります。
装置の見た目が気になる
マルチブラケットを選択した場合には、マウスピース矯正装置に比べて目立ってしまいます。インビザラインなどのマウスピース型矯正装置であれば、ほとんど目立ちません。
痛みがある
歯を動かす以上、多少の痛みは避けられません。
マルチブラケットの場合、痛みは治療開始直後2~3日がピークで1週間もすると落ち着いてきます。
一般に、マウスピース型矯正装置の方が痛みは少ないと言われていますが、それでもまったく痛みがないわけではありません。
治療期間中は虫歯・歯周病に
注意する必要がある
装置を装着することで、どうしても汚れが溜まりやすくなります。特にマルチブラケットは固定式のため、歯磨きにも最初は苦労します。
一方のマウスピース型矯正装置は取り外しが可能であるため、これまで通りの歯磨きができます。
いずれにせよ、何もつけていない場合と比べると虫歯・歯周病リスクが高くなるので、丁寧な歯磨き、通院時のクリーニングが欠かせません。
歯茎の退縮・歯根の吸収の
リスクがある
歯に力をかけて動かす過程で、歯茎が下がったり、歯の根が吸収されて短くなったりすることがあります。
こういった事態を避けるには、しっかりと治療計画を立てること、無理な力をかけないことが大切になります。
当院の大人の矯正歯科治療の種類
当院で取り扱う矯正装置の種類をご紹介します。
ワイヤー矯正
(マルチブラケット)
金属のブラケットを歯の1本1本に取り付け、そこにワイヤーを通します。そしてそのワイヤーの力で歯を動かしていくという方法です。
もっとも古くからある矯正方法であり、ほとんどすべての症例に対応することができます。
マウスピース矯正
(インビザライン)
透明のマウスピースを1~2週間ごとに交換していくことで歯を動かします。装置が目立たず快適で、食事・歯磨きの際には取り外すことができます。またワイヤー矯正と比べると、痛みも少なくなります。
ただし、1日20時間以上装着しないと、正しい効果が得られません。当院では、世界No.1シェアの「インビザライン」を採用しています。ワイヤー矯正とほとんど変わらない適応の幅広さがあります。
部分矯正
部分矯正(軽度)
前歯の1~2本の並びが気になる、捻じれている・傾いているといった場合に適しています。治療期間も短く、費用も抑えられます。
部分矯正(中度)
複数の歯の不正咬合、多少の噛み合わせの乱れがある場合に適しています。
軽度ほどではありませんが、治療期間が短く、費用も抑えられます。
当院の大人の矯正歯科治療の費用
ワイヤー矯正
(マルチブラケット)
歯の表側にブラケットを取り付け、ブラケットに通したワイヤーの力で歯を動かします。
費用
メタル:650,000円(税込)~
セラミック:770,000円(税込)~
マウスピース矯正
(インビザライン)
透明のマウスピースを1~2週間ごとに交換していくことで歯を動かします。食事・歯磨きの際には自分で簡単に取り外しができます。目立たないだけでなく、痛みが少ない、通院回数が少ないといったメリットもあります。
費用
770,000円(税込)
歯の矯正治療で耐えられない・
死にそうなほど痛い時は
どうすればいい?
マウスピース矯正の痛みの対処法
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べると痛みが抑えられます。それでも、歯を動かす以上は多少の痛みがあります。もし痛みを強く感じた時には、以下のような方法をお試しください。
1日の装着時間を守りつつ、一時的に外す
インビザラインの場合、1日20時間以上の装着が必要です。言い換えると1日4時間は、外していても基本的に問題ありません。痛みがひどい場合には、無理をせずマウスピースを外してください。特に治療開始直後、交換直後は痛みが出やすくなります。
今後、1日に20時間以上の装着ができそうにないという場合には、歯科医師に相談しましょう。
痛み止めの内服
対処療法として効果的で、一過性ではなく持続してる痛みに効果があります。必要な場合は歯科医師に相談するようにしてください。
食事内容を工夫する
硬いものを食べる時には、強く噛むことになるため痛みが出やすくなります。
やわらかいものを選んで食べましょう。
マウスピースの縁を削る
痛みの原因が歯が動くことではなく物理的な問題、例えばマウスピースの縁が歯茎に当たって痛いという場合には、ヤスリを使って縁を削るという方法があります。
ワイヤー矯正の痛みの対処法
ワイヤー矯正をしている時の痛みの対処法には、以下のようなものがあります。
矯正用ワックスを使用する
装置が当たって口の中が痛いという場合には、矯正用ワックスの使用が有効です。
歯磨きをして、手を洗ってから、ワックスをブラケットに押し付けるように塗ります。ブラケットがワックスに覆われる形となり、粘膜に当たっても痛くありません。
一般的に最も利用される方法の一つです。ワックスは当院でも取り扱いがございます。
痛み止めを飲む
痛くて眠れない・仕事や勉強ができないといった場合には、市販の痛み止めを飲んでも構いません。
ただこの場合、歯科医師に予め確認しておきましょう。
硬いものを避ける
せんべい、リンゴ、フランスパン、肉類など、硬いものは避けましょう。
硬いものを食べる時には強く噛むことになり、痛みが悪化します。
歯科医院に相談する
痛みがある場合は、一度歯科医院にご相談ください。