- 歯が欠けた、折れた、ヒビが…
このような歯のケガに困っていませんか? - 痛みがないことも?歯にヒビが入っている(割れている)時の症状
- 歯を怪我した時に必要な応急処置
- 当院で行う歯の怪我の治療法
- 歯の怪我(ヒビ、欠けた、割れた、折れた)は、速やかに歯科医院へ
歯が欠けた、折れた、ヒビが…
このような歯のケガに
困っていませんか?
転んだり、人とぶつかったりした時に、下記のような症状がございましたら、お早めに当院にご相談ください。
- 歯が欠けた
- 歯にヒビが入っている
- 歯が折れた
- 原因は分からないが、噛んだ時に激しく痛む
特にこのような症状が
ある場合は、すぐに歯科医院へ
- 歯がグラグラしている
- 歯が根元から折れた
- ぶつけて歯が抜けた
特に上記に該当する場合は、早急な受診が必要です。
痛みがないことも?
歯にヒビが入っている
(割れている)時の症状
症状がない(無症状)
ヒビが小さく浅い場合には、痛みなどの症状がないこともあります。
噛んだ時に激しい痛み
食べ物などを噛んだ時に、電気が走ったように激しく痛むという場合には、歯の根にヒビが入っていることが疑われます。
歯ぐきの痛み・腫れ
歯の根のヒビが疑われます。
外傷以外の原因としては、歯周病、親知らずの炎症などが挙げられます。
歯がぐらぐらする
歯の根のヒビ、脱臼が疑われます。
外傷以外の原因としては、重度の歯周病が挙げられます。
歯を怪我した時に必要な応急処置
歯を強くぶつけた時、応急処置のポイントとなるのは以下の4点です。
- 欠けた歯、折れた歯を保管する
- 焦らず、落ち着いて対応する
- 出血時の止血
- 痛み、腫れがある場合は冷やす
では、その内容を具体的に解説していきます。
欠けた歯・折れた歯は
牛乳に浸けて保管を
欠けた歯、折れた歯はできる限り探し出し、歯科医院を受診するまで大切に保管します。
薬局などで売られている歯の保存液を使う方法もありますが、現在はコンビニがいたるところにありますので、牛乳を買ってそこに浸けてください。
焦らず、落ち着いた対応を
よくあるのが、口から血が出ているのに気づいてパニックになるケースです。
なかなか難しいことではありますが、まずは焦らず、落ち着いて対応しましょう。まわりの人が安心させてあげることも大切です。
出血している場合は止血をする
歯茎や唇から出血がある場合は、清潔なガーゼを使って止血します。
患部が汚れている場合は、水道水で汚れを落としてから止血をしてください。
痛み・腫れがある場合は
患部を冷やす
口内の腫れ、歯茎の痛みなどがある場合は、濡れタオル、冷却シートなどで冷やします。
冷えすぎないよう、皮膚の上から冷やしてください。
当院で行う歯の怪我の治療法
歯にヒビが入った場合
小さなヒビであれば、接着によってヒビの拡大を抑える治療を行います。
大きなヒビ、あるいはヒビから細菌が侵入し虫歯が進行している場合には、歯を削って詰め物・被せ物で修復する治療を行います。根管治療が必要になることもあります。
歯が割れた場合
割れている場合には、歯を削って詰め物・被せ物で修復する治療を行うのが基本です。場合によっては、根管治療も必要です。
歯の根が割れている場合については、抜歯が必要になる可能性が高くなります。
歯が欠けた・折れた場合
ごく小さな欠けであれば、レジンを充填して修復可能です。また欠片があれば、接着も可能です。
歯が折れて神経が露出している場合には、根管治療を行い、被せ物を取り付けます。
歯が抜け落ちた場合
抜け落ちた場合、歯科医院でもとあった位置に戻して固定し、再び安定させるということが可能です(再植)。
その時に重要になるのが、歯の根を覆っている歯根膜の保存です。抜け落ちた歯を拾う時は、歯の根を持たず、歯冠部を持ってください。そして牛乳、または保存液に浸けて、できるだけ早く歯科医院を受診します。
再植を試みても安定しない場合には、残念ながら抜歯となります。その後、インプラントや入れ歯、ブリッジなどの治療を行います。
歯の怪我(ヒビ、欠けた、割れた、折れた)は、速やかに歯科医院へ
歯の怪我を負った時、重要となるのは早期受診です。「欠けただけだから、たいしたことはない」あるいは逆に「抜けてしまったから、もうどうしようもない」ということはありません。
欠けただけであっても神経が汚染される、抜けたけれどもとに戻せるということがあるのです。失ってしまうと二度と戻らない大切な歯を守るため、すぐに当院にご相談ください。
状態によっては急患扱いといたします。ご来院前にお電話をいただければ、到着後スムーズにご案内することが可能です。