- 前歯のみを矯正したい！部分矯正とは？
- 部分矯正できる症例
- 大きい・でかい前歯も矯正できる？
- 部分矯正ができない例とは？
出っ歯は矯正できる？ - 部分矯正のメリット・デメリット
- 部分矯正をやってみたい！
後悔しないために知っておくべきポイント - 当院の部分矯正の治療方法・費用
- 部分矯正に関するよくある質問
前歯のみを矯正したい！
部分矯正とは？
部分矯正とは、その名の通り、歯並びを部分的に治す矯正方法です。
部分矯正では、マルチブラケットまたはマウスピース型矯正装置を使って、主に前歯を矯正します。前歯は奥歯よりも動かしやすいため、全顎矯正と比べ、治療期間が短くなります。また費用も、抑えられます。
前歯の歯並びが気になる方は、ぜひ一度当院の矯正無料相談をご利用ください。
部分矯正できる症例
- 前歯の軽度のデコボコ（叢生）
- 軽度の出っ歯（上顎前突）
- 軽度のすきっ歯（空隙歯列）
- 軽度の捻じれ（捻転歯）
上記のように、主に軽度の歯並びの乱れが部分矯正の適応となります。適応となるかどうか分からないという場合も、お気軽にご相談ください。
大きい・でかい前歯も
矯正できる？
歯並びの乱れに関連して、前歯が大きいことを気にされている方も少なくありません。
確かに、歯が大きい方はお口の中のスペースが不足しがちで、歯並びの乱れの原因となっていることがあります。
また、実際に前歯を小さくするという方法もあります。
治療法
矯正治療
出っ歯（上顎前突）、あるいは噛み合わせが深い（過蓋咬合）によって歯が大きく見えるという場合には、矯正治療が有効です。
軽度の出っ歯であれば、部分矯正の適応となります。
セラミック治療
前歯を削り、元のサイズより小さいセラミッククラウンを取り付けるという方法です。
また、歯の表面だけを薄く削り、そこに薄いセラミックを貼り付けるラミネートベニアという方法もあります。ラミネートベニアの場合は実寸に変わりはありませんが、形を調整して小さく見せることが可能です。
前歯のサイドを削る
前歯のサイドのエナメル質を、歯の健康を損なわない範囲で削る方法です。
削り過ぎると象牙質が露出し、虫歯や知覚過敏などのリスクが高くなります。
部分矯正ができない例とは？
出っ歯は矯正できる？
重度の出っ歯
重度の出っ歯については、部分矯正の適応外となります。特に骨格に問題がある場合は、歯列全体を後ろへ動かす必要があるため、全顎矯正が必要になります。
重度の叢生
重度の叢生とは、歯列のデコボコがひどく、歯が互いに重なり合っているような症例です。そもそものスペースが圧倒的に足りないため、部分矯正の適応外となります。
重度のすきっ歯
歯と歯の隙間が広すぎる・多すぎる場合も、部分矯正による対応は難しくなります。ある歯を動かして1つの隙間を閉じても、反対側で隙間が発生したり、広くなったりしてしまうためです。
上下の前歯が噛み合わない
奥歯を自然に噛んだ時、上の前歯と下の前歯のあいだに垂直方向の隙間が生じる歯並びです。前歯だけに問題があるわけではないため、全顎矯正が必要になります。
上下の噛み合わせが
左右にズレている
上下の前歯の中心（正中）が合っていない状態です。無理に前歯だけを揃えると、全体のバランスがおかしくなります。また骨格に問題があるケースも少なくありません。
部分矯正のメリット・デメリット
メリット
治療期間が短い
前歯は、奥歯よりも動かしやすいため、全顎矯正よりも治療期間が短くなります。
部分矯正の場合、早ければ3カ月ほど、長くても1年ほどで治療が終えられます。
費用が抑えられる
治療期間が短いこと、使用する装置が小型であること（ワイヤー矯正の場合）から、全顎矯正と比べて費用が大幅に抑えられます。
痛みが少ない
前歯が奥歯よりも動かしやすいこと、動かす距離が短いことから、痛みが抑えられます。
虫歯や歯周病の
リスクが少ない
治療期間が短いこと、装置が小型であること（ワイヤー矯正の場合）から、虫歯や歯周病になりにくい治療と言えます。ただし、何もつけていない場合と比べると、より丁寧な歯磨きが必要であることには変わりありません。
デメリット
噛み合わせの改善は
基本的に期待できない
前歯の歯並びを改善し、前歯の噛み合わせが多少良くなるということはあります。
ただ、ご自身で実感できるほどの噛み合わせの改善は期待できないとお考えください。もちろん、部分矯正によって触っていない奥歯の噛み合わせが改善することもありません。
無理に押し込んだ場合など、後戻りを起こす可能性が高い
スペースの足りていないところに無理に歯を動かした場合など、その後後戻りを起こす可能性が高くなります。新たにスペースを作るためには、たくさんの歯を動かす、抜歯をするといった必要があります。
歯を動かす距離・方向に
制限がある
歯を長い距離動かすことは基本的にできません。また、全顎矯正と比べると動かす方向の自由度も低くなります。
部分矯正は、歯列全体ではなく、特定の歯や部分に集中して治療を行う矯正方法です。短期間で効果を実感できることや、比較的コストが抑えられることから、多くの方に選ばれています。しかし、部分矯正を選ぶ際には、後悔しないためのポイントをしっかり押さえておくことが重要です。
部分矯正をやってみたい！
後悔しないために
知っておくべきポイント
部分矯正は、短期間で効果を実感できることや、比較的コストが抑えられることから、多くの方に選ばれています。しかし、部分矯正を選ぶ際には、後悔しないためのポイントをしっかり押さえておくことが重要です。
まずは専門医の診断を受ける
部分矯正が適しているかどうかは、専門医による診断が必要です。全体の歯列や顎のバランスを考慮し、部分矯正が最適な選択であるかを確認しましょう。
治療の限界を理解する
部分矯正では、全体的な矯正と比較して改善できる範囲が限られる場合があります。期待する結果が得られるかどうか、治療前にしっかりと説明を受け、理解しておくことが大切です。
治療期間とコストを把握する
部分矯正は全体的な矯正に比べて短期間で終了することが多いですが、具体的な治療期間や費用についても事前に確認しておくと安心です。
治療後のメンテナンスを
怠らない
矯正治療後も、定期的なメンテナンスが必要です。治療後の歯並びを保つためには、リテーナーの使用や定期的なチェックが欠かさないようにしましょう。
当院では、患者様一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療をご提案しております。部分矯正を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院の部分矯正の
治療方法・費用
当院では、マウスピースを使った部分矯正を行っています。
部分矯正(軽度)
主な適応となるのは、前歯の歯並びの軽度の乱れです。
費用
330,000円~(税込)
部分矯正に関するよくある質問
部分矯正は後戻りしますか？
全顎矯正でも部分矯正でも、後戻りを起こす可能性はあります。ただ、保定期間に正しくリテーナーを装着すること、定期的にメインテナンスにお越しいただくことができれば、後戻りを防ぐことが可能です。
部分矯正は
何本までできますか？
部分矯正の対象となるのは、上下の1～3番の歯、計12本です。ただ、一度に動かせるのは1～2本、多くて3本です。部分矯正と全顎矯正のどちらが必要か分からないという場合も、まずは当院の無料相談をご利用ください
部分矯正で口ゴボは
治せますか？
軽度の出っ歯を原因としている場合など、部分矯正で出っ歯、そして口ゴボを改善することは可能です。ただ、より見た目にこだわって口ゴボを改善したいという場合には、症例にもよりますが、全顎矯正をおすすめすることがあります。
部分矯正が出来る範囲は
どこまでですか？
前歯軽度の出っ歯、軽度のデコボコ、軽度のすきっ歯、軽度の捻じれなどが主な対象となります。ただ、前歯の歯並びの乱れが軽度であっても、奥歯の歯並びの乱れが大きい場合には、全顎矯正が必要になります。
